スリランカの病院で受けた、西洋医学とは違うアーユルヴェーダの治療

アーユルヴェーダとは、ヨーガと同様にヴェーダ聖典を源流とする、内科と外科を扱う伝統医学です。

スリランカのコロンボに、入院もできるほど大きなアーユルヴェーダの専門病院があります。2017年、私はそこで2ヶ月間、治療を受けました。


国立アーユルヴェーダ病院

当時は、アーユルヴェーダをエステのようなものだと思っていました。でも、実際はまったく違いました。


私の場合、交通事故による脳脊髄液減少症のうせきずいえきげんしょうしょうがまだ完全に回復していないとのことで、出された薬草や木の皮、薬草のオイルなどをコットンに浸し、蒸して温め、脊髄や首、肩などに塗っていただきました。



毎日の治療は午前中30分ほど。

でもその後、交通事故をもう一度体験しているかのような痛みが出ることもありました。めまいや頭痛も続き、つらい日々でした。

アーユルヴェーダ医師に「痛みがあるほど、薬草が効いている証拠」と私は教えていただきました。


ある日は、必要な薬草が病院になく、スリランカの外れまで木の皮を探しに行ってくださったこともありました。1週間ほどかけてやっと薬が見つかりました。


木の皮をすり潰して、蒸してから、首に塗ってもらっています。

毎日その日の分だけ薬草を摘み、先生たちが一から薬を作る。そのあり方が、西洋医学とは違いました。


薬が置いてある場所。スリランカの人たちは、家からペットボトルや空き瓶を持ってきて、そこに薬を入れてもらいます。

本来のアーユルヴェーダは、医療・治療体系であり、脈・尿・便・舌・声・眼・皮膚・外観を観察し、問診を通して全身の情報を総合的に診断し治療を行うものです。


インドやスリランカ、ネパール、バングラデシュでは、施術者の法的地位は従来の医学と同等であり、大学にて医学の学位を取得後、国家試験に合格することでアーユルヴェーダ医師となることができます。


エステとはまったく異なる、本格的な医療体系であることを、はじめて知りました。


帰国後すぐに劇的な変化があったわけではありませんでしたが、その後、東京や軽井沢などでヨーガクラスやヒーリングを再開できるまでに回復しました。

2018年:銀座ヨーガクラス。この頃、ヒーリングも開始いたしました。

アーユルヴェーダの治療のおかげで体力がついたのだと、今は実感しています。


この体験が、ヨーガ×英国スピリチュアリズム講座を開講する際に、知識としてだけでなく自身の体験としてお伝えできる、大切な土台にもなっていきました。

国立アーユルヴェーダ病院(Ayurveda National Hospital)

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