心の穴が埋まらなかった私の体験談

私は、スピリチュアリズムの恩師に初めてお会いしたとき、こう言われました。

「あなたの心の穴は、上の世界とつながらない限り、きっと埋まらないわよ。」

当時の私は、スピリチュアリズムのこともよく分からず、「上の世界とつながる」「守護霊さまとつながる」といった言葉の意味も、本当のところでは理解できていませんでした。

好きなことを仕事にできて、愛する人にも恵まれて、表面上はとても幸せな毎日を送っていました。それでも、どうしても埋まらない心の穴のようなものがあって、それが何なのか、自分ではよくわからずにいました。

そんな私が本格的にスピリチュアリズムを学ぶことを決意し、恩師のもとで3年間、修行を積みました。

学びを深める中で気づいたのは、守護霊はどんな人のそばにも必ずついていて、訓練すれば誰でもつながることができるということ。そして何より、守護霊とつながるというのは、自分自身とつながることでもあるということでした。

学びを続け、少しずつつながる感覚が育っていく中で、あのとき恩師が言っていた言葉の意味が、ようやく腑に落ちていきました。

心の安心感、満たされる思い。それは、今まで一度も味わったことのない感覚でした。

今振り返ると、過去の私は、自分のことを分かっているつもりになっていただけだと思います。

たとえば山を登っているとき、「もうすぐ頂上だ!」と思っていた場所が、実はまだ中腹だった、ということありますよね。

私にとって、心と向き合うというのは、まさにその山登りに似ている感覚でした。

もしあのとき、スピリチュアリズムを学ぶことをおそれていたら、私はきっと、自分が山の中腹にいたことすら気づけなかったと思います。

勇気を出して歩みを進めたからこそ、山頂が見えてきたんです。でも、人生の山頂は、登れば登るほど「まだまだ先があるんだな」と気づかされます。

もしあなたが今、「神さまやあの世ってあるのかも」「目に見えないものは、なんとなく信じている」そんなふうに確信はないけど、どこかで感じているなら、私と同じように、心のどこかにぽっかりとした感覚を抱くことがあるかもしれません。

それは、本来つながっていたはずの守護霊とのつながりや、自分自身とのつながりが、薄れてしまっているからかもしれません。

そしてこのつながりは、努力して、経験を積んで、ようやく掴めるもの。目には見えないけれど、まるで宝物のように、自分の心の中で大切に育まれていくものです。

宝物って、簡単には手に入りませんよね。たくさんの苦難を乗り越えて、ようやく出会えるもの。この学びも、それと同じだと思います。

ある受講生が卒業してから、こう言ってくれました。

「この学びは、一生の宝物になると思います」

その言葉を聞いたとき、私も心からそうと思いました。

形のない宝物だからこそ、誰にも奪われない。たとえすべてを失ったとしても消えることのない、自分だけの一生の宝物になるんです。


かつての私と同じように、心に穴が空いたような感覚や、なにか問題を抱えているなら、この学びが、あなたにとっての明るい光になると、私は信じています。

そして、出会ってくれたすべての方が、それぞれの宝物をちゃんと見つけられるように。

心を込めて、これからもサポートさせていただきます。

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