心の指針(四)
正しい心とは即ち神である
天上天主の命を拝し天上の諸々の神々は、その命に則り宇宙遍く司り、地球上の人類を始め生物、森羅万象陰陽を用いて地球上の総てを治めている。
俗世の人々は「神」と称してその言語を使っているが、「神」とは天上の意を伝え、生、人々を導くために、俗人に告げることの言語であると理解し、己の正しい心が即ち神である。
神と言えば正あれば邪があるとは言っても邪気はなく、神は俗人の心に禍いの基になる心を懐かせるようなことはしない。
森羅万象四正(東西南北)八方の心生、俗世の人々が営みを続けている中、天は人類を動かされているが、人々は自我欲望を欲しい儘にして、俗世だけが己達の生活の場と考え、自然環境を破壊する所業を重ね、己等の生(心)は如何に帰るのか省みず、それでどうして高度な知識を備えていると言えるであろうか。
儚さに駆られるのは筆者だけではあるまい。
次回は、2022年2月9日(水)「心の指針(四)運命の分岐」についてお話します。