【チャクラと禅とお茶】正しさ(八正道)

先日の「チャクラと禅とお茶」の会では、八正道はっしょうどうの「正しさ」について触れていきました。

八正道は仏語ですが、この会では、仏教の思想を学ぶことでも、またスピリチュアリズムやヨーガの思想を学ぶことでもなく、「見性成仏けんしょうじょうぶつ(私たちの心の奥にある仏心、つまり真の人間性に出会い、まみえてこそ、自分が本当の自分になる)」と、達磨だるまさんの言葉があるように、誰かの真似や誰かの教えではなく、自分らしさを大事にしていただけたらと思います。

自身が禅やスピリチュアリズム、ヨーガを学んだ時も、誰かの言葉や師の影響を受け、いつの間にか、それがさも自分の考えかのようになっていました。そして、それらをいざ外そうと思った時、とても時間がかかりました。どこまでが他人の考えで、どこまでが自分の考えなのだろうと。

すべてオリジナルというのは存在しないものかと思いますが、自分なりに他人の考えが外せたとき、やっと自分が自分らしく、本当の自分と思えるのだと思います。反対に、他人の考えがこびりついている時というのは、何となく心が不安定になり、自分らしさが消えてしまいます。

どんな考えであれ「一理ある」のであり、他人の真似ではなく、” 自分が本当の自分になる ”ような、きっかけになればと思います。

前回のお茶会では、オリジナルな答えを聞かせていただき、自分はこのお茶会で、こういうことがしたかったと、改めて思い出させてもらいました。

私自身もこびりついている考えを、みなさんと話題を共有させていただきながら、外していけたらと思います。

水分神社(長野県御代田町)

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