去年の今頃にスリランカでアーユルヴェーダの治療をしていただきました。
病院はスリランカのコロンボにあり、入院もできるような大きいアーユルヴェーダの専門病院でした。
アーユルヴェーダはエステのようなものだと思っていましたが、治療は決して気持がいいものではなく、私が知っていたアーユルヴェーダの治療とは全く異なるものでした。
私の場合は、脳脊髄液減少症がまだちゃんと治っていないとのことで、出された薬草や木の皮、薬草のオイルなどをコットンに浸し、蒸して温め、脊髄や首、肩などに塗っていただきました。
ある時は、病院には薬草がないからと、スリランカの外れまで木の皮を探しに行っていただき、1週間くらいしてやっと薬が見つかったこともありました。
食事制限はありませんでしたが、飲み薬を出していただき、2週間ごとに薬や治療法を変え様子をみていきました。
毎日の治療は午前中に30分くらいでしたが、その後体調は当時の交通事故をもう一度体験しているかのような痛みを伴い、他にもめまいや頭痛ととてもつらいものでした。
アーユルヴェーダの治療では痛みがないと薬の効果がないらしいので、私はとても効果があったのだと思います。
治療は2ヶ月ほどしていただき、帰国のため去年の12月末に帰ってきました。
帰ってきてからも急に元気になったわけではなかったので、治療でよくなったのかは正直よく分かりませんでした。
でも今年の3月からヨーガを再開させていただき、今では軽井沢や国分寺、銀座でヨーガクラスをさせていただき、他にもヒーリングやプライベートヨーガ、イベントなどもできるようになり、治療のおかげで体力がついたのだと実感しています。
なかなかこの体験に向き合うことができませんでしたが、一年ほどして改めて向き合うことができ、支えていただいたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
アーユルヴェーダの病院
病院内の薬をもらう所。
毎日その日の分だけ薬草を摘み、先生たちが薬を作るそうです。
処方された薬の一部。