
Arthur Findlay College(アーサー・フィンドレー・カレッジ)
私は以前からスピリチュアルに、興味はあったものの、世の中に溢れるスピリチュアルが何となく苦手でした。
そこで、2019年にたまたま出会ったのが、英国スピリチュアリズムというものでした。
その教えは、とても論理的であり、今まで知っていた、ふわふわしたスピリチュアルな世界とは全く違ったのです。私のスピリチュアルに対する考えを、すべて覆されるような感じでした。
そして、このスピリチュアリズムの教えは、たった一人の勝手な思いつきで、作られたものではありませんでした。
1848年アメリカで起きた霊的な出来事(ハイズヴィル事件)をきっかけに科学者たちが調べはじめます。他にも、見えない世界の現象を、科学的に検証していったのです。
その検証に加わったのは、名だたる科学者たちでした。

ウィリアム・クルックス:新しい元素(タリウム)を発見した化学者。教科書にも載るような、化学の歴史に名を残す人物です。

ダニエル・ダングラス・ホーム:クルックスが直接調査した霊媒師の一人。数々の心霊現象を起こしながら、生涯、インチキの証拠が一度も見つからなかったと言われる人物です。

ウィリアム・フレッチャー・バレット:鉄とシリコンを混ぜた、ケイ素鋼を発明し、電力のロスを減らして変圧器や電気機器の発展に、大きく役立った物理学者です。

アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル:シャーロック・ホームズの作者として、知られていますが、実は医師でもありスピリチュアリズムの研究には30年以上関わった人物です。
他にも数多くの著名人が加わり、目に見えないものを分析し、証明する科学者たちと、見えない世界とつながり、伝える霊能力者たちが手を取り合いながら約170年以上かけて霊界や霊魂(心・魂)の存在を検証し続けてきました。
それが体系化されたものが、英国スピリチュアリズムです。
科学者とは本来、目に見えるものだけを信じる人たちです。このスピリチュアリズムの研究自体が、「疑うこと」から始まっています。インチキな霊媒師を見抜き、暴くことも、当時の重要な活動のひとつでした。
英国スピリチュアリズムでは、人間の真理を探求するには、思想と科学、両方の視点が欠かせないと言われています。思想だけでは、独りよがりな思い込みになりやすく、科学だけでは、心霊現象を起こすことだけに囚われ、目的を見失いやすくなります。
どちらか一方だけでは足りない、というのがこの教えの前提にあります。
そして、ヨーガが目指す境地と、英国スピリチュアリズムが目指す境地は、実は同じ所にありました。アーサナや呼吸法、瞑想は、本来は、自分の内側にある感覚や力を、目覚めさせる実践法です。
スピリチュアリズムでは、その進んだ先にあるものを、霊能開花と呼びます。
私自身、その実践を続けたことで、長年の不調が癒やされ、心身の健康を取り戻していきました。
また、スピリチュアリズムとは、霊的に浄化することを学ぶ学問のこと。霊的、というのは、この世に存在する人間を含め、すべてのものを指しています。
私たちが自分の本質に目覚め、その先にどう生きていったらよいかを、教えているのが英国スピリチュアリズムなのです。
トップの写真は、イギリスにあるSNU(英国心霊主義者連合)が所有する、世界的に有名なスピリチュアリズムの教育機関「Arthur Findlay College(アーサー・フィンドレー・カレッジ)」。
世界でも類を見ない規模の施設で、図書館や博物館を備え、宿泊しながら本格的に学べる場所です。今もなお、世界中から霊媒やヒーラーたちが、ここに集まってきます。

