私が憑依されたのは、中学2年の頃から約20年近くかと思います。
当時、学校も行かず、家出をしていた私は、母親に父方の祖母の弟の家に連れて行かれました。
それが霊能力者であった大叔父との出会いになりますが、その大叔父に「お前が悪いんじゃない、お前に悪さをさせているのは、後ろの奴らだ」と言われました。
当時はスピリチュアル的なものを信じていませんでし、何を言っているのだろう。と思っていました。
大叔父は、「お前の後ろには、バイク事故で亡くなった15才くらいの男の子が憑いている、その男の子はお前が今通っている中学校の近くにある、大きな木の辺りで亡くなった子だ。今地図を書いてやる。」と言って、一度も来たことがない、私が通っていた中学校の絵を書いてくれました。他にも、「8才の女の子が憑いている」とも言っていました。
地図を書いたことや、毎日のように除霊やヒーリングをしてもらったことで、大叔父には不思議な力があるのだろうと、信じるようになっていました。
1ヶ月ほどが経ち、母親が迎えに来て、大叔父は「お前のは根が深い、お前がもとに戻れば、同じようになるから気をつけなさい」と言っていました。それが大叔父と話した最後の言葉でした。
私はその後、大叔父が諭したように、豹変し、もとの状態に戻ってしまいました。
20才の時にバイク事故で右半身を大きく負傷し、それ以前もバイク事故や車事故、アルコールを飲むとコントロールが効かなくなり、何度も事故やケガをしていました。
それから、10年ちょっとが過ぎ、今のスピリチュアリズムの恩師に出会いました。
スピリチュアリズムを学んだことによって、摂食障害、依存症、自殺願望など、すべて霊魂に憑依されていたために起こった出来事であったと気付かされました。
他にも、うつ病、躁うつ病、パニック障害、神経症、依存症、二重人格、多重人格、統合失調症など、霊魂の影響によるものが多いということも分かりました。
これらを防ぐ方法がスピリチュアリズムの学問でもあり、自分自身で学び、鍛錬していかなければ、大叔父が言っていたように、また元の状態に戻ってしまうと思いました。
それらの症状が一時は良くなることがありますが、人生には色々あります。自分の心がマイナスに働いたときに、再び憑依されてしまう可能性があるのです。
また、霊魂による影響というのは、ここまでいかなくても、日常でみんなが影響を受けているものです。
スピリチュアリズムというのは、多くの方がまだ「こわい」と思っていたり、誤解されている部分が多いかと思いますが、自分自身を守る方法でもあり、心を磨くための手法であり、それを先人である守護霊や高級霊が、どのようにしたら良いのか、と説いてくれている内容でもあるのです。
自分を助けてあげられるのは自分であり、また誰かを助けたいと思っても、まずは自分からです。
自分が変われば、周りも変わっていきます。
