心霊現象というのは、その時代に合わせて、変化していくものと言われています。
スピリチュアリズムができた、約170年前は、ポルターガイスト現象といって、物を動かしたり、物を浮かせたり、物を叩く音、手の上で火をつけるなど、誰の目にも見える心霊現象が多く起こりました。ベッドや部屋中のものが浮くような映画など、見たことある方もいるかと思います。
『あるヨギの自叙伝』に出てくる、「人間の肉体を変化させる」というのも、ものを変化させる心霊現象になります。
そして、科学者や一般の方々が、そのような心霊現象を否定するために科学的な実験が行われ、それにより、反対に霊的な世界が証明されることになり、英国スピリチュアリズムという学問が誕生しました。
現代では、物が浮くような心霊現象は、ほとんど起こらなくなったと言われています。それをしなくても、信じる方が増えたからです。
今、世界中で起こっている心霊現象というのは、スピリチュアルカウンセリング、スピリチュアルヒーリングへと変わってきました。
オーラは、レントゲンのようなもので見ることが出来るようになり、今後、科学がより進歩していけば、霊的な世界が、霊能力者でなくても多くの方が理解できるような時代が来ると言われています。
時代の流れ、人間の進化と共に、心霊現象や信じるものが、変わってくるものかと思います。
昔のように、多くの方々がものに執着したり、人と比べることなく、愛ある豊かな生活を送れるようにと、霊界はいつもアクションを起こしてきてくれているのです。
