死は、一つの通過点かと思います。
私たちが生きている世界を離れて別の世界に行くことを、「死」と言います。その死を経験するためには、肉体(体)は持ってはいけないため、肉体だけが無くなり、心だけになります。
それは、この世のルールであるため、肉体は置いていかなければなりません。
動物、植物なども、地球に存在しているときは、心と体がくっついていますが、死が訪れると、それを引き離すことをします。
その引き離し作業が、私たちが「死」と呼んでいるものです。
生まれ変わりを覚えている方、亡くなった方が見える方がいるように、亡くなった方が再び違う肉体で生まれ変わってきたり、亡くなった方が今も別の世界で生きていることは事実です。
そう理解していても、死はつらいものですが、残された私たちが出来ることは、旅立った方々のためにも、自分が一生懸命生きることです。
仲の良い友人や、家族が何かに向かって頑張っていると、自分も頑張ろうと思うものです。反対に家の中が暗いと、よっぽど心強くなければ、自分もやる気が失せてしまいます。
それと同じように、生きている方が、亡くなった方のために出来ることは、ゆっくり休んで、悲しい感情は我慢せずに、前に向かって進むことです。
自分を愛していますか。
自分の成長を自分で助けていますか。
と、自分のためが、周りの方、亡くなった方のためになります。
「ご冥福」とは、「死後の世界での幸せ」。あの世にいっても幸せでありますようにと願うことばです。
自分の笑顔が、相手の笑顔にも繋がります。
そして、何歳になっても人生を諦めないことです。人生は永遠に続いていきます。この世で無駄になるものは、一つも存在しません。
