祖母は、今年で95歳になりますが、ここ10年くらい、特殊能力が出てきたそうです。
壁に文字が見える、亡くなったはずの家族が見える、妖怪のようなものが部屋で赤い実を蒔いていると言います。
最近、お医者さまに、「90歳を過ぎると半分以上の方が、特殊能力を持つものですよ。」と言われたそうです。
医学的には、認知症、統合失調症と言うこともありますが、スピリチュアリズム的には不思議なことではありません。
普通の方でも、死が近くなった方、赤ちゃんなどは、霊能力が高く、特殊能力を持っているものです。
人間は大きく成長すると共に、物質への執着がはじまり、また心を蔑ろにすることが増え、人と違うことを否定されると、本来持っていた霊能力が抑えられてしまいます。見えていたはずのものが、見えなくなるのです。
しかし、さまざまな物への執着を無くし、心を重んじることで、どんな方でも霊能開花する可能性があると言います。
ヨーガも仏教も執着をできるだけ無くしましょうと言われる由縁は、そこにあるものかと思います。多くのものから囚われが無くなることは、特殊能力に関係なく、心は豊かさを感じます。
苦しくても、つらくても、「ま〜あいいか」と囚われがなくなると、心は軽くなるものです。
祖母は、「不思議ね〜。こんなにはっきり見えるのに、みんなには見えないのね。」と、不思議そうに話していました。
