自殺を考えている方に、「自殺をしてはいけない」と、とめることはできません。
その方がどのような思いで苦しまれているかは、他人には絶対に分からないことだからです。苦しみを変わってあげることもできない、24時間苦しみを取り除いてあげることもできない。
できることは、「あなたがいなくなったら、どんなに悲しいか。あなたがいることで、どんなに救われたか。あなたがいることで、どんなに幸せか。」と常日頃、愛ある言葉、感謝の言葉をかけることかと思います。人間は思っているだけでは通じません。心の声を伝え、はじめてその方の心に届くのです。
そして、本気で死を考えるのであれば、生きてすべてを放り出し、逃げてしまえばいいのです。道はひとつではありません。周りに迷惑をかけたとしても、いつか償うことはできます。
生きることは苦しみの連続です。でも、自殺する方がもっと苦しいのです。