会社設立に込めた思いからご質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。

死後の世界というのは、亡くなった人に会える世界、お母さんのお腹に入る前にいた世界、本来の自分の故郷でもあります。

私たちが生まれる前というのは、ほとんどの方が大人になると記憶を無くしてしまいますが、突然お母さんのお腹に現われたわけではなく、どこからか来たと思います。

その世界というのは、亡くなってからも行く世界であり、生まれる前にいた世界と同じなのです。
このことを「霊界」と言います。

争いについてですが、人を傷つけてしまうというのは、自分を愛することができず、世の中に不満であったり、満たされない思いなどから起こってしまうものかと思います。

そのため、まずは自分を愛する行為が大切だと思っています。　
自分を愛し労わっている人は、人を故意に傷つけたり、誹謗中傷、人の不幸を喜んだりはしないものです。

そして、スピリチュアリズムが説いている、この世のシステムというのは、鏡の世界と似ています。

鏡の自分に向かって殴れば、鏡の中の自分は殴られます。

自分が嘘をつけば、人から嘘をつかれます。
自分を大事にすれば、人から大事にされます。
自分が浮気をすれば、いつか浮気されます。
自分を愛すれば、誰かに愛されます。

というように、寸分の狂いもなく、行ったこと、言ったこと、すべてが自分に返ってくるのが、スピリチュアリズムの教えです。

このような法則が存在すると知ることで、人を傷つけたり、争うことが無くなっていくと思っています。

人間は平等であり、損をする人、徳をする人、報われない人がいないように、生まれ変わりというものが存在しています。ヨーガではサンサーラ、仏教では輪廻転生と言っています。

今生きているというのは、やり残してきた課題があるから、みんな生きているのだと思っています。

その教えを学問的に教えてくれているのが、スピリチュアリズム（心を浄化する学問）です。