人の道
心のうねり 3-4
天は宇宙の調和を維持するために、絶対数の者(心生)を必要としており、各々の俗世の人々の肉体に心を宿らせ、心を磨く修行がしやすいように、適した自然環境が与えられているのが地球である。
最近宇宙に地球外生物が生存していると報道されているが、無数の惑星の中には、地球上の人類より、はるかに優れた知識を備えている生物が生存すると、伝えられていることを敢えて述べよう。
他面多くの人々は、心と性格を同一した考えを持っている向きがあるが、心は人々が懐いていることを端的に、また考えていないことまで顕に表現するし、時には人を感情に走らせ、人々の中には容姿容貌と違った言動を持たせる心の働きを、心の奥底に秘めている。
人間は俗世で生存中、天の仕組みで生かされ、一人で生きることの出来ないことは述べるまでもなく、如何に和が人々にとって大切であるか、宇宙の調和、自然環境について、改めて考えて見なくてはならないことを痛感する。
完
澄雲