本来のスピリチュアリズムの考えとは、亡くなったご先祖さまがいる世界、死後の世界というのは、お金を必要としない世界と言われています。
戒名によって極楽浄土にいける、などの教えもありますが、そのような行為は、むしろあの世へいってからマイナスに働いてしまうものです。
生きているときに、できるだけ執着を無くすよう努力をしても、最後にお金をかけて名前を変え、極楽浄土へいけるよう願うことは、矛盾していますし、違うかと思います。
また、因縁等をお金で解決できると考えるのも、罪深い人が考えることです。
亡くなった方々は、物質の世界から離れて、非物質の世界に生きています。お金や名前は必要ないのです。
お金や名前は、私たちが生きている世界でしか価値がないものです。
人間同士の感謝料として、お金は発生するものですが、高額な金銭やものを買わせる、因縁等で脅し、多くのお金を要求することは、あってはならないことだと思っています。
そして、スピリチュアル的な活動をしている方が、このような行為に走れば、普通の方より罪が重いと霊界は言っています。
人間の苦しみは、お金ではなく、自らが自分の心と向き合い、悟らなければ、変わっていくことは難しいです。
因縁は確かに存在しますが、お金で解決することはできません。
この世に楽して徳を得れることなんて、一つもないのです。
そのようなことを知ることで、騙したり騙されたり、ということは起こらないものかと思います。