「運」というのは、偶然に起こってしまうようなことを指しますが、スピリチュアリズムでは、そのようなものは存在しないと言われています。
運が良かった、悪かったではなく、自分が過去にしたことが、返ってきているものです。
あの人は「運が良い」ではなく、過去に「徳を積んできている」。
あの人は「運が悪い」ではなく、過去に「過ちを犯してきている」。ということになります。
過去、人を助け、今自分を愛している人は、いい人たちに巡り合うかもしれません。今が困難な状況でも、いつか周りからサポートが入るものです。
過去、罪を犯し、今を諦めている人は、ケガ、痛み、病いとして現れたり、不幸によって、償いをしているのかもしれません。
それは今の時代に関わらず、自分が生まれる前の過去世からのものもあります。記憶がないとしても、その法則はずっと繋がってきているのです。
過去を詮索する必要はありませんが、幸不幸は、自分が蒔いた種であることを知ることが大切です。
そして、今を仕方ないと諦めるのではなく、「自らのプラスの意思によって乗り越えていけるもの」、と理解することです。
自分で乗り越えられないような、試練を与えられている人は、ひとりもいないのです。