人間に影響を与えるのは、肉体的なことよりも、心の影響が大きいと言われています。
そのため、心のケアが大切かと思います。
心が変化すれば、チャクラ(ホルモン)が変化し、血流が変化し、体が変化します。
運動をして、健康になるのは、それと共に心が変化しているからです。
心が伴わなければ、健康になるのは、難しいものです。
「今日残されている多くの文献は、ヒンドゥー教のヨギたちのために書かれたものであるが、これらの文献は、身体の生理学的・解剖学的特徴については何の関心も示していない。それらは、瞑想し訓練をし、クンダリーニの力を目覚めさせて、彼らの意識を高め、より高い存在領域へと上昇してゆくことを目的としている。」(CWリードピーター(1978)『チャクラ』株式会社平河出版社)
*ヨギ:ヨーガをする人、ヨーガの行者
物質的なものよりも、非物質の大事さを解いています。瞑想やクンダリーニというのは、心を高めていくために、効果的なものですが、同時に危険を伴う行為なため、霊的な訓練を積んだ方の元で学ぶ必要があります。しかし、心のケアには、他にもさまざまな方法があるかと思います。
例えば、毎日の行為であれば、
「痩せたいため、健康によいと言われているから食べるのか。自分が好きで、美味しいと感じるから食べるのか。」
「若く見られたいから運動するのか。自分の体が楽になるから運動するのか。」
「自分の贅沢のために働くのか。人の幸せのために働くのか。」と、自分の心が何に幸せを感じるのかと、考察してみます。
そして、「本当はこうしたい」「こういうものに幸せを感じる」と自分の心の声に従うことが、元気でいる秘訣かと思います。
また、生きている限り悩み事はつきものですが、ものごとは捉え方次第です。
長生きであろうと、短命だろうと、そこには必ず意味があり、価値があります。どんなことが起きても、それをプラスに変えてしまう力を養うことが、生きている意味を深めてくれるものかと思います。

97歳と長生きで、祖父を見ていると、自分の「好き」に従うことは大切なんだな。と思います。