体型を気にせず、自分らしく生きようと思えたきっかけの一つは、たくさんの方を見て研究したことです。
自分はどんな人に魅力を感じるんだろう。どんな人を綺麗と思うのだろう。と、色んな人を観察しました。
摂食障害になったのは、中学生の頃でしたが、その当時はモデルさんに憧れ、「痩せ=きれい」という考えでした。昔と今は違うのに、その考えだけが、ずっとそのままであったことに気づかされました。
そして、今自分が魅力を感じる人は、太った人も痩せた人もいる。おしゃれな人もいれば、自分とは違った感性の人もいる。若い人もいれば、白髪やシワがある人もいる。「痩せ≠きれい」とは限らないと思いました。
内面から出る自信や優しさ、考え方や生き方、すてきな笑顔などに魅力を感じているということでした。
そのことに気づいてから、体型に囚われなくなり、お腹が空いているなら、その声に答えてあげよう。お腹が空いてないなら無理に食べないでおこう。など、自分を労わることが、できるようになりました。
体型に囚われたまま、自分の声を無視することは、魅力的とは逆効果であり、自分が魅力を感じている人に、そのような人がいないと思いました。
それからは、お米生活でむちむちに太った自分も「かわいい」じゃん。と、自分を受け入ることができ、自分を好きになれました。その頃から、自分は自分らしく生きよう!と思えるようになったのだと思います。
摂食障害を克服していく中で、今までヨーガのクラスなどで、見た目ではなく、心が大事と発言していた自分が、一番外見にこだわっていたのではないか、という事に気づかされ、とても恥ずかしく思いました。みなさん、ごめんなさい。
追伸、
お米中心の食生活では、玄米ではなく、白米に雑穀を入れたものを食べています。