【自動書記】心の赴く道 1-11

心の指針(三)
心のおもむく道

人々の肉体は滅びると単なる亡骸なきがらとなるが、心は新たな修行のために、宇宙空間に旅立つようになる。

死を迎え旅立つ経過の一部は省略するが、死後、霊の見習い期間とも言える俗世ぞくせと余り変化がない地に出て、指導霊しどうれいの導きによって己には肉体はすでになく、心のみになったことを自覚するように仕向けられ、おのれが納得後霊界れいかいの向上の地におもむくようになるのである。

仏教で説いている四十九日とは、霊となったことを自覚するのに、必要な期間を指していると言えるであろう。

人は誰もが、心に恥じない行いをしていない者はいないだけに、大なり少なり悔悟かいごするにあたって悩み苦しむことをつねとしており、ために残された人に供養を願ったりするのも、おのれ俗世ぞくせける修行の至らなさからである。

次回は、12月22日(水)「心の指針(三)心のおもむく道 1-12」についてお話します。

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