【自動書記】言語の意義 1-17

心の指針(四)
言語の意義

ちて死止し やまず」の言語、人々が解釈している以前のはるか昔にさかのぼって、古聖こせいが人々を導くに当たって「おのれつ」の教訓であるが、誤って引用されている。

聖人が説いている学問が古来日本に伝わり、その教えは数多く学ぶべき点はあるが、反面真実の解釈をされていない点が数多くある。

古の「古城月光こじょうげっこうの中にそびえ立つ」の本来の意味は、日常生活を通して己の心を反省して、鏡鑑きょうかんに映してどのように映るか、その有り様を描写びょうしゃしている言語である。

生死同一無に始まって無に帰する、自然の根本の原理であると理解したとしたなら、生命を授けられた考えに帰着きちゃくすることになって、如何にして死を恐れることになるであろうか。

いて言うなら死とは生命を失うことではない、との考えに立脚りっきゃくすることこそかしこい認識である。むしろ己の肉体は天から授かったものと考え、俗世での健康を保持することをないがしろにすべきではない。

次回は、2022年2月2日(水)「心の指針(四)正しい心とは即ち神である」についてお話します。

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